【お歳暮のお礼状】書き方のマナーと気の利いた文例《テンプレート10選》
ビジネス相手や目上の方からお歳暮が届いた場合、お礼の気持ちをどのように伝えればよいのでしょうか。
親しい相手ならば電話やメールで伝えてもかまいませんが、ビジネス相手や目上の方にメールで送ると失礼な印象を与えてしまう場合があります。
このようなときは、お歳暮を受け取った際のお返しとして正式なマナーであるお礼状をお送りましょう。
本記事では、とまどいがちなお歳暮のお礼状の書き方やマナー、文例について贈り物のプロであるギフトコンシェルジュが詳しくご紹介します。
・ビジネス相手
・個人
・はがきや手紙
・メール
など、関係性やお礼状の種類別に使えるテンプレートも紹介するので、ぜひお役立てください!
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<監修者情報> 喜ばれるギフトを提案する専門ECサイトを5店舗経営。「お祝い」「感謝」「応援」「お礼」…さまざまな心と心の繋がりを代弁する贈り物文化に魅了され、カタログギフトのプロデュースを行なっている。“自己満足に終わらないプレゼント”の選定を得意とし、これまで10,000件以上のギフトの依頼を受けている。 |
1.お歳暮のお礼状の書き方とマナー
お歳暮のお礼状は、どのように書けばよいのでしょうか。
ここではまず、送る時期や手紙の形式、内容など基本的なマナーについて分かりやすく解説します。
時期:なるべく早く(遅くとも3日以内に)
お礼状は、お歳暮の品を受け取ってから3日以内に送り、遅くなってしまった場合はお詫びの文章を添えて送るのがマナーです。
また、お歳暮の時期は地域別に異なり、関東は12月1日~20日頃、沖縄は12月初旬~25日頃、それ以外の地域は12月10日頃~20日頃が贈る時期として一般的と言えるでしょう。
そのため、お歳暮の時期にはいつでも対応できるように、気に入った柄の封筒や手紙、はがきを準備しておくことをおすすめします。
ただし、お礼状は年賀状と分けるものなので、お歳暮の品が年末に届いた場合は、年賀状と兼ねてはいけません。
形式:封書(縦書き)で送りましょう
お歳暮のお礼状は、封書で送り、縦書きで書きます。
かしこまらなくてもよい相手の場合は、はがきやメールでも問題ありません。
はがき・手紙 |
誰に対してもOK。 |
メール |
身内や友人・知人、親しいビジネス関係の人に対して。 |
電話 |
身内や友人・知人などの親しい人に対して。 |
内容:受け取った報告とお礼をしっかり伝えて!
お礼状の目的は、お歳暮の品を受け取った報告とお礼の気持ちを伝えることです。
「本日○○を受け取りました」などの到着の報告は、必ず書くようにしてください。
「さっそく美味しく頂きました」「家族全員の大好物です」などの具体的な表現を加えることで、より喜びの気持ちが伝わります。
下記に紹介している「お礼状の流れ」をもとに、自分の言葉でお礼の気持ちを書き添えていきましょう。
お歳暮のお礼状で注意が必要なケース
ケース1:出すのが遅くなった場合
「お礼が遅くなり失礼しました」など、必ずお詫びの言葉を添えてください。
ケース2:代筆する場合
家族宛てのお歳暮のお礼状を代筆する場合、「本人(主人、父など)もお礼を申しております」と、本人の感謝の気持ちを表す言葉を必ず書き添えましょう。
※代筆の場合のお礼状の差出人は本人の名前にしてください。
本人の名前の横に「代筆 ○○」あるいは「代 ○○」と代筆者の名前を書きます。
代筆者が妻の場合は「内 ○○」としてもかまいません。
2.相手別!今すぐ使えるお礼状文例《10選》
お礼状のマナーや内容について理解できたところで、ここからは、贈る相手別に実際に使えるお礼状の文例をご紹介します。
お礼状作成に悩んだときや、困ったときに、活用してください。
ビジネス関係の相手の場合
【会社宛て(手紙で送る場合)】
※手紙で出す場合、宛先は文章を挟んで左上に、差出人は右下に書きます。
【個人宛て(はがきで送る場合)】
※はがき(横書き)でお送りする場合、差出人は文章の右下に、宛名は最後列に左寄せで書きます。
【メールで送る場合】
友人・知人の場合
【知人宛て】
【友人宛て】
両親・親戚の場合
【自分の両親へ】
【義父母へ】
お歳暮をお断りしたい場合
【職種や業務内容により品物の受け取りが禁止されており、やむなく返送する場合】
【今回は受け取り、今後はご遠慮したい旨を伝える場合】
代筆する場合
【妻が代筆し、夫の部下へ送る場合】
お歳暮のお礼をお礼状として出すことは、現代の忙しい私たちにとって、なかなか難しいかもしれませんが、ほんの少し手間暇をかけることで、相手との関係がグッと近く深くなれそうですね。
今回の記事を活用し、お礼状を書いてみてはいかがでしょうか。
3.お歳暮にはお礼状だけでなくお返しの品物も必要?
一般的に、お歳暮とは日頃の感謝の気持ちを品物にして贈るため、お返しの品物は必要ありません。
しかし、「もらってばかりで申し訳ない」「目上の方から頂いたのでお返しがしたい」という方もいらっしゃるでしょう。
お返しをしなくてもマナー違反ではありませんが、どうしてもお返しがしたい場合は、贈るのも一つの手です。
贈る場合、お歳暮期間に間に合うなら「お歳暮」として、間に合わないようであれば多忙な年末は避け年始に「御年賀」または「寒中御見舞」として贈りましょう。
また御年賀ならば元旦から松の内(関東は1月7日まで、関西は1月15日まで)、それ以降は寒中御見舞と期間が決まっているため注意が必要です。
加えて、お返しの品物を贈るときはお歳暮に返礼品のマナーがないことを鑑みて「お歳暮のお返し」としてではなく、お歳暮と同様「日頃の感謝の気持ちを品物として贈る」ことを相手にはっきりと伝えましょう。
お礼状とあわせてお返しの品物を贈りたいならオフィスギフトの「お歳暮ギフト」
お世話になっている方や目上の方からお歳暮をいただいて、日頃の感謝の気持ちを込めたお返しの品物を贈りたい場合、どのようなものを贈ればよいか悩む方も多いのではないでしょうか?
お歳暮には「お返し」という慣習は存在しませんが、お返しをするなら同じくお歳暮として贈るか、年末を過ぎてしまった場合は「お年賀」や「寒中見舞い」として贈ることが可能です。
せっかく贈るならば、受け取った相手が喜んでくれるような贈り物をお贈りしたいですよね。
そこでおすすめしたいのがオフィスギフトの「カタログギフト」です。
お返しとしてカタログギフトを贈ることに疑問を抱く方もいるかも知れませんが、「お歳暮にカタログギフトをもらうことについてどう思いますか?(2022年11月4日~11月7日に行ったインターネット調査結果)」という質問に対して、約8割が「嬉しい」「とても嬉しい」と回答しました。

また、カタログギフトは受け取った方が好きなものを好きなタイミングで選べるため「相手の好みでないものを贈ってしまい困らせてしまったらどうしよう……」という悩みを解決してくれるでしょう。
加えて、オフィスギフトのカタログギフトには約7,000点の豊富な商品ラインナップがあり、実用的かつ人気の商品をプロのバイヤーが毎週厳選しているため、お歳暮にぴったりの品物が必ず見つかるはずです。
ビジネス関係の方から頂いた場合でも、法人ギフトサービスNo.1のオフィスギフトならば、失礼にならないギフトを贈れるでしょう。
法人ギフトサービスNo.1オフィスギフトのお歳暮ギフトは、お歳暮に定番の高級グルメのほか、実用的な家電や流行雑貨まで数多く揃えています。
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オフィスギフトのカタログギフトは、これまで7,000社以上の法人様にご利用いただいている実績があり、大切な取引先から身近な方への贈り物まで安心して贈っていただくことができます。
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